ごった煮

職業はITエンジニア、趣味はバイク、ゲームなどです。ITに限らずいろんな事をカオスに書いていきます。

東京からの富士山日帰り登山

一生に一度は行ってみたいと思っていた富士山登山。遂に行くことができました。

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眼前に広がる雲海、日本一高い所から見る景色は最高でした。

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登山スケジュール

当日のスケジュールは下記のような感じです。

  • AM5:00 出発
  • AM10:00頃 富士山5合目から登山開始 
  • PM16:00頃 頂上到着
  • PM17:00頃 下山開始
  • PM20:30頃 下山
  • PM20:50 東京に向けてバスから
  • PM24:00頃 帰宅

ギリギリ当日富士山登山ができた感じです。後記していますが、高山病などあるので、富士山登山は慣れていなければ2日間ぐらいの余裕を持って臨んだ方がいいと思います。

事前に富士山5合目からの登山時間を調べてみると登りに5〜6時間、下りに3時間ぐらいかかるとの事でした。実際はもう少し早く登れるだろうとタカをくくっていたのですが、結局登り6時間、下り3時間かかりました。

高山病

多分軽い高山病にかかりました。若干の頭痛と頂上では少しの吐き気を感じました。ただ食事は取れる程度の吐き気です。 高山病に関しては今まで調べた事もありませんでしたが、今回の経験で調べた下記リンクなどが参考になるかと思います。

高山病について

【高山病(山酔い)対策−富士登山−はじめての富士山】

これを見てみると富士山のような高い山を早く登ってやろうとか思うのは禁物のようですね。私は早く登ってやろうと思っていました。バカですね。

富士山登山で高山病対策と知識は最重要かと思いますので、富士山に初めて登る方は是非、上記リンクなどを参考にして高山病対策をしておきましょう。

体力面と登山経験

普段の運動ですが、ランニングなどはしておらず、間に休憩を入れながらのゆっくりとしたスクワット100回を週に2回ぐらいやる程度です。

登山経験は冬山などは怖くて行ったことがなく、コースも分かりやすいコースしか登らないような初級者レベルの人間です。岡山県出身で大山 (鳥取県) - Wikipedia(標高:1729m)に年に1から2回ぐらい登る程度でした。 登りに6時間もかかるような登山経験はありませんでした。

体力的には、今まで行った登山の中では一番きつかったです。頂上近くになると2〜3段くらい登って、少し休憩して、また少し登るという繰り返しでした。ただこれは周りの登山者も同じで、よほど体力に自信があり、登り慣れた人以外はそんな感じになるのかもしれません。 また高山病対策もありますので、富士山は早く登るより、高地順応しながらゆっくり登る方が重要だと思います。

頂上付近でかなり太った外人の方を見かけており、よく登ってこれたなという印象を受けました。普段全く運動していないような人でも登る事は可能かと思いますが、ランニングやスクワットなどの運動を少しでもしていれば、体力面で登頂を断念する事はほとんどない思います。

登山者

外国の方がすごく多いです。特に中国人が多く、外人と日本人の登山者の割合で言えば、半数以上が外人じゃないかなという印象を受けました。

低山では60歳以上の高齢の方をよく見かけますが、富士山ではほとんど見かけませんでした。登山者は20〜50代ぐらいが中心かなと思います。小学校の低学年くらいの子も中にはいました。

服装

富士山は真夏でも氷点下になる事があるそうです。ジーパン、Tシャツのお散歩気分で登っている人も中にはいましたが、最低でも長袖は持って行った方がいいです。 頂上付近は天気がよくてもかなり寒いです。

なぜ登山するのか? 

趣味でたまに山登りします、と答えると何が楽しいの?とよく聞かれます。そのように聞かれたら「多分バカだから高い所が好きなのと、頂上の何とも言えない気持ちよさの為」と答えています。

そして登山をしていると、もう少し楽に登りたい→運動しよう、という普段運動する為のモチベーションになります。

運動する為のモチベーションって痩せたいとか健康の為とかがありますが、自分は体型は普通で、健康に不安がない為、運動の為のモチベーションがあまりないので、これは結構有効な動機になります。

登山道

登りは吉田ルート、下りは須走ルートを使用しました。このルートがおそらく初心者にはベーシックなルートなのだと思います。

富士山の4大登山ルートを紹介|初心者のための富士山登山

登りは最初は人工的な道が多く、面白くないなと思っていましたが、6合目ぐらいからはむき出しの山道になります。ただ危険な所などは、山道左右に手すりのようなロープなどがありますので、初心者でも大丈夫だと思います。また登りは各所に食事などが取れる山小屋が多数あります。値段はもちろん高いですが、利便性という意味でも日本一なんじゃないかと思います。

下りはかなり下りやすい整備された山道になります。大半は海などの砂浜を少し硬くして砂利を混ぜたような道で衝撃も少なく、おそらく日本で一番下りやすい山道ではないでしょうか。

最後に

今回は単独行でしたが、富士山は友達とかと行って、宿泊とかもしてみたら楽しいと思います。富士山から眺める雲海は最高でしたので、夜空や星空もとてもいいと想像できます。今回の富士山登山は高山病対策と今度は宿泊、という楽しみができました。

まだ富士山に行っていない方はそれなりに準備して、富士山登山を楽しんでみてはいかがでしょうか。おそらく今までに経験した事のない感動と、今までに経験した事のない登山のつらさ(笑)が味わえると思います。