ごった煮

職業はITエンジニア、趣味はバイク、ゲームなどです。ITに限らずいろんな事をカオスに書いていきます。

FF14 新生エオルゼア2.0を終えて

いつかやろう、いつかやろうと思っていたが結局手をつけられていなかったゲーム。それがFF14だった。

 

良い評判は目にし、今ではYoutubeなどでFF14の運営の情報なども見て、やりたいなとは思っていた。だが手をつけられていなかった。

 

その理由は簡単には以下になると思う。

  • ハスクラ要素もありそうで上は青天井で時間が容易に溶けそう
  • 上記もあって廃人懸念(筆者はハスクラ系RPGに年間で2000時間くらい溶かしたことがある)
  • アップデートが繰り返されており、メインストーリーのクリアだけでもかなりの時間がかかりそう

 

一番の要因は廃人懸念である。だがこれは実際にゲームをやってみて現状では回避できるのではないかという感触を得ているが、パッチ2.0まではまだ高難易度コンテンツもなく、チュートリアルといってもいいので、この先をプレイしてみないとはっきりとしたことはわからない。

 

懸念はあったが、人間いつ死ぬからわからないので、やりたいことはやってしまおうと思ったのが、筆者がFF14に手を出した理由だ。

 

さてこのFF14は面白いのか?

A: 面白い。

実際やってみてストーリーからゲームシステムまで、素人ながらよくできていると感心させられた。

 

ゲームシステム

ではまずはゲームシステムについて。

最初に断っておくが筆者はMMOを今までやってきたわけではないので、MMO的なことについては語るところは特にないので、そちらについては言及しない、というかできない。

 

まず最初に感じたのは「面白いようにレベルが上がる」だ。

レベルが次々に上がっていきどんどんクエストが消化されていく。

このクエストが次々に消化されるというのも気持ちがいいし、レベルが次々に上がるというのも気持ちがいい。

そしてプレーヤーをある程度虜にしたタイミングでレベルがストーリー相応の上昇になっていく。成功体験を積み重ねたのちに、ストレスに対する耐久度を上げて、難易度を上げていく仕組みだろう。

正直序盤のストーリーの印象はほとんどないが、最初のチュートリアル的な所までに、いかにプレーヤーをゲームに引き込むかを、相当苦心したのではないかと思われる。

 

次にFF14で好印象なのは、レベル上げに時間があまりとられないところだ。

途中何回かレベリングは行ったが、基本メインストーリーを進めていけば、レベルは相応に上がるようになっている。

 

ゲームの難易度については、終盤になるとボス戦のギミックも少しずつ難しくなり、初見殺しのようなギミックも織り込まれていくが、その難易度の上げ方も秀逸だと感じる。

またプレーヤーが困難に当たった時、そしてそれを解消した時の快感を与えるようなゲームシステムのバランスがいい。

 

ストーリー

主人公上げという言葉があるが、このゲームは序盤にプレーヤーが気持ちよくなるように、主人公上げを結構行っていた。これは結構あからさまにされているので気づく人は気づくだろうが、ただ気づいたからといって嫌悪感を感じるものではなく、自分はきっちり気持ちよくさせてもらったように思う。

はっきりいって序盤はストーリーの内容というより、どうやってプレーヤーにゲームに夢中になってもらうかの方が重要だと思う。これは人によって意見の分かれる主観度が高い部分かとも思うが、自分がFF14の序盤に感じたのはなろう的な要素だ。主人公上げはなろうのおはこで、FF14みたいな超大作でもこの手法を取るんだなと逆に新鮮味を感じた。

 

それではストーリーについて、これから先はネタバレ的な要素も入ってくるので、注意してもらいたい。

 

王道なFFを継承しつつ、FF7的な魔道兵器なども出てきて、過去作の良い所も取り入れた、俺の考える最高に面白いFF、をたぶん作ったのだと思う。

新生エオルゼアはざっくりいうと、対帝国の王道的なファンタジーストーリーである。

序盤ではゲームの世界観と各国の持つ課題と問題を把握させ、中盤で大きなストレスを伴う、大きな展開が入る。そしてこのストレスを与えたからこその、終盤での大きな盛り上がり。

FF得意の映画的な手法などもあり、王道であがるが、十分に満足のできる骨太のストーリーになっているという印象だ。

中盤の展開については予測できずいいものであったが、それから先、終盤までは王道で予測のつくものとなったので、そこは難しい所だが、少し残念が部分かなとも思う。

だが人はストレスを与えられた後は特に予測できないことを嫌うので、最初の大型コンテンツとしてはこの造りで問題ないのかなとも思う。

まだまだコンテンツは残っているので、ストーリーのオリジナル性などは今後に期待した。

 

まとめ

とまあだらだらとここまでFF14について書いたのだが、これでFF14の魅力が伝わるだろうか?

FF14を筆者なりに超簡単に要約して言えば「ストーリーも面白いMMO」である。

現在公開されている部分でメインコンテンツのクリアだけでも100時間超はかかりそうだ。

まだ新生エオルゼアのパッチ2.0部分までしかやっていないので、この先をやるのが今から楽しみだ。