扇動者
有名なブロガーは扇動者である事が多い
アクセスや読者数を増やす為には読者の感情を揺さぶらなければならない
そうしないと印象に残らず、影響を与える事が出来ないからだ
有名な所だとイケダハヤトさんだろう
扇動者は対立軸を作り、その仮想敵に対する反発などを通して著者の考えに共鳴させる。集団の団結を強める為に外に敵を作る手法に似ている。韓国や中国が日本叩きをするのと原理は同じだ。
多くの情報が溢れている現代において、扇動者に惑わされないようにしなければならない。極論を言ってしまえば何も正しい事などないのだ。立場が変われば考え方が変わる。人はその数だけ正義がある。逆に厄介なのは自分が正しいと強く信じ、強い感情を発揮する人の方だろう。
一応断っておくが、イケダハヤトさんをDisっている訳ではないからね。扇動者を批判している訳ではなく、扇動者に惑わされないようにしようということなので。。
さてトランプvsクリントンの大統領選も終わったが、クリントンの敗戦の演説で気になる一節があった
「正しいことのために戦うことは、価値のあることなんです」
彼女は正しいことの為に戦おうと言っている。この正しい事というのはなんなのだろうか?これは非リベラルな考え(差別主義的など)に対して正しくないと言っているのだと思われる。
彼女は大統領になろうとした人だからもちろん扇動者としての一面を持っている。そして彼女がいう事はある人にとっては正しいが、ある人にとっては正しくない。
人は本質的には無価値だ。私というのは私しか持っていない。しかし自意識の補強をしないとは私を維持できなくなる。私が存在しなければ、それは狂人か死人と同じになる。悟りを開いているような人は違うのかもしれないが、多くの人はそうだろう。だからこそ人は私を補強、補完してくれる扇動者達を求める。